【特定技能支援の現場から】ラーメンの予定が急遽変更!? 目がキラキラ輝いた、初めてのしゃぶしゃぶ体験記
はじめに:神奈川の現場で活躍する、仲良し3人組
目次
特定技能外国人として働く方々の支援をしていると、彼らの故郷での繋がりが日本での力になっていることを強く感じます。
現在、神奈川県の自動車整備工場で働く3人のインド人青年たちは、実はインドでも同じ職場で働いていた仲間同士です 。日本でも同じ職場で切磋琢磨できる環境は、彼らにとって何より心強いことでしょう 。
先日、彼らの様子を見に伺った際、その絆の深さを改めて感じる出来事がありました。
予定変更! 彼らの心を射止めたのは「しゃぶしゃぶ」
支援の一環として彼らの依頼に対応したあと、一緒に食事に行くことになりました 。
「カレー? マック? それともケンタッキー?」といつものように尋ねると、意外にも「日本食が食べたい」との返答が 。
そこで当初は駅ビルにあるラーメン屋を目指していたのですが、同じフロアにある「しゃぶしゃぶ」の店を見つけた途端、彼らの目がキラキラと輝き出しました 。
急遽予定を変更し、4人でしゃぶしゃぶのテーブルを囲むことになったのです 。
知っていましたか? インド人=牛肉NGとは限らない驚きの事実
ここで、私たち日本人が抱きがちな「思い込み」に直面しました。
「インドの方=ヒンドゥー教=牛肉は絶対にダメ」というイメージはありませんか?
しかし、ケララ州出身のメンバーに聞くと、驚きの答えが返ってきました。
「私の村では普通に牛肉を食べます。近くの違う街では食べられないところもありますが、私の地元でも今でも牛肉を食べるのは全く問題ありません」とのこと 。
また、イスラム教徒のメンバーも「豚肉は厳禁ですが牛肉は大丈夫」ということで、全員で牛肉のしゃぶしゃぶを楽しむことができました 。
地域や個人によって習慣は千差万別であり、ステレオタイプな知識だけで判断してはいけないという、私自身にとっても非常に良い経験となりました 。
驚異の食欲と、最後はやっぱり「別腹」のアイスクリーム
食べ放題のコースが始まると、彼らの食欲には圧倒されるばかりでした 。
日々現場で汗を流す彼らにとって、牛肉のしゃぶしゃぶは最高のご馳走だったようです。

何度もお肉のおかわりを重ね、さすがにもう限界か……と思ったところで、最後はデザートのアイスクリームもしっかりおかわり 。
甘いものはやはり「別腹」なのは、世界共通のようです。
まとめ:支援に必要なのは「正しい知識」より「目の前の彼らを知ること」
特定技能の支援においては、制度の知識も大切ですが、今回のような「食文化のリアル」を直接聞くような、心の通った交流こそが信頼関係を築く鍵となります。
「インド人だからこうだろう」という思い込みを外し、目の前のプラディープさんたちが何を考え、何を好むのかを直接知ること 。
その積み重ねが、彼らが日本で長く、安心して活躍できる環境作りに繋がると信じています。
4月に彼らは一時帰国し、故郷を楽しむ予定です。
彼らが日本へ戻ってきた時に、インドみやげ話を聞きながら、また美味しい食事会ができる日を楽しみにしています。

