インドで直角に曲がる橋を作っちゃいました…
はじめに
インドのほぼ中央に位置するマディヤ・プラデーシュ州政府は、ボパール市のアイシュバーグ地区に建設中の高架橋が、90度に近い角度で曲がっていることを確認しました。
(この情報元はここです)
これは、鉄道踏切の待ち時間を短縮することを目的として約3億円の予算で建設されたものです。
しかし、急カーブどころか、ほぼ直角です。
技術者たちは当初、「速度制限を付けて自動車専用にすることで運用できる」と主張しましたが、安全への懸念から開通は無期限に延期されることとなりました。
工事を担当した建設会社2社がブラックリスト入りし、実際に設計に携わったエンジニア7名が停職処分になったといいます。
作ってはみたものの…
この橋、鉄道の踏み切り待ち時間短縮を目的とし、建設費用は1億8,000万ルピー(約3億円)でしたが、残念ながら使われずにいます。
完成が近くなって、住民から「これじゃ危ない、使えない」との指摘があり、州政府が対応しました。
しかし、約3億円の費用をかける建築に、事前にだれも関与していなかったとは思われず、指摘後に慌てて処分を決めたんだろうな~と思います。
下の写真を見ると、ほぼ直角に曲がりますが、信号機等を付ければ、どうにかなるのでは?と素人は思います。


が、2枚目写真を見ると、その先に大きなカーブもあり…そもそも全体レイアウトは誰が考えたの? きっと企画した時は「誰も考えつかない画期的なアイデア!」って自画自賛していたんだろうな…と思います。
どうするの? これから?