「3月8日はミモザの日」──国際女性デーに想う、感謝とダイバーシティ

はじめに

3月8日は「国際女性デー」。
この日は、女性の社会的・政治的な平等を願う世界的な記念日です。

始まりは1904年、アメリカ・ニューヨークで女性労働者たちが参政権を求めてデモを行ったことがきっかけでした。

現在では、国連が定める公式な記念日となり、世界中で「女性の社会参加」や「ジェンダー平等」に向けた取り組みが行われています。

イタリアの風習と「ミモザの日」

国際女性デーにちなんだ印象的な風習がある国のひとつが、イタリアです。

イタリアではこの時期に咲くミモザの花が「女性の日」のシンボルとされていて、男性が身近な女性にミモザを贈る文化があります。

家族、友人、職場の仲間へ「ありがとう」「尊敬しています」「あなたの存在に感謝している」という気持ちを伝える、素敵な風習です。

そのため、3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれています。

実は先日、MISIAさんのコンサートに行った際、彼女がこの「ミモザの風習」について紹介していました。 「イタリアでは女性の日に、ミモザを贈るんですよ」と語るその声に、心がふっと温かくなったのを覚えています。

ミモザの花言葉とその魅力

ミモザの花言葉は、「感謝」「思いやり」「友情」「優雅」、そして「秘密の愛」。

どれも、日々仕事や家庭で頑張っている女性たちにぴったりの言葉ばかりです。黄色いふわふわとした可憐な花姿は、見るだけで心を明るくしてくれる不思議な力があります。

春の訪れと蔵前神社の風景

さらにタイミングよく、先日浅草を散策した際に訪れた蔵前神社で、ミモザと早咲きの桜が満開を迎えていました。

境内には鮮やかな黄色とピンクが咲き誇り、まるで春の訪れを告げるような風景に、思わず足を止めて見惚れてしまいました。多くの人がカメラを手に訪れており、この季節ならではの美しい光景を楽しんでいるようでした。

MISIAさんの言葉、蔵前神社のミモザ、そして3月8日の国際女性デー。
すべてが繋がって、私の中で皆さんへの「感謝」を伝えたい、と思いました。

ダイバーシティと「ありがとう」の文化

ダイバーシティ(多様性)の推進が企業でも広がりを見せていましたが、アメリカの政権交代に伴い、ダイバーシティの方向が一時足踏み状態になりつつあります。

しかし、ダイバーシティはすでに身の回りで起きており、今後もさらに我々の仕事・生活において広がることは確実です。

私たち一人ひとりが自分を大切にすること、周りの人に小さな「ありがとう」を伝えることから始めてみませんか?

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