ビジョンを明確にする
2019年6月6日 Vol.024
「会社のビジョン」についてです。
こんにちは、谷口彰です。
昨日のブログで、「会社の存在意義を明確にする」を書きました。
よく本でも雑誌でも、ビジョンを持つ、ビジョンを作る、戦略はビジョンから、ビジョン策定の秘訣、などといろいろと書かれており、過去に何度も読んだことがあります。
が、読むだけで作っていませんでした。しかし、インドで1年経過し、ほぼ中途入社のインド人社員たちと、これからどんな会社にしていくのか? を考えて、「そうだ、フィロソフィーを作ろう!」と思い、1か月考えて作ってみました。
その際、会社は何故存在するのか? は昨日のブログで買いましたが、2022年(3年後)にはどんな姿になっていたいのか? 日々の行動指針はどうあるべきか? などなどを考えました。
今日はWAYの一部である、「2020年ビジョン」について少々書いてみます。
ビジョン(のみならず全体版のWAYをふくめて)作成する際、考えた事は
- (個人的に)こんな会社になりたい
- 社会に認められている会社になりたい
- 日々、こんなことを考えながら関係者(お客様、お取引様)と仕事をしていきたい
などを考えました。(単に儲かればよいのですが、インド人社員の家族が、社員の勤務先を誇りと感じる会社としたかったです。もちろん利益も大切ですが)
そこで考えたついたことですが
- インドのロジスティクスを改革する
- それによりインド経済に貢献する
- お客様から存在を期待される会社となる
- 社員全員を幸せにする
- 大胆なチャレンジ、スピーディーな対応、ロジスティクスの専門家になる
- 関係者すべてを尊敬し、尊重する
- お客様に驚きを与える提案をする
などなどです。絵空事じゃないの? と思われるかもしれませんが、いつかこれを実現しようと思っています。またはその精神を今の会社に根ずかせよう、と思っています。
インドでは、生涯1つの会社に勤めあげる人は少なく、3年から5年で転職します。今の会社での全員が転職組で、学校を出てすぐの新卒組はだれもいません。また私が赴任してから14カ月で5人が入れ替わりました。これは特に離職率が高いわけではなく、一般的は数値です。
ですから、WAYを明確にして、入社したら即、入社時研修をしますが、その一つとしてWAYを学ぶ時間を取っています。
そして、日本人、インド人マネージメントにお願いしていることは、日々の業務指導のなかで、WAYで使われている言葉を多用してください、と。
それでWAYが単なる壁にかかっている飾りから、日々の業務で活用される「精神的な柱」になっていきます(となることを願っています)
リーダー・経営者の皆さん、あなたの会社には「精神的は柱」がありますか? まずはあなた自身がどのような経営をしたいのか? を明確にして文章化してください。
いろいろなことが見えてきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。