会社の存在意義を明確にする

2019年6月5日 Vol.023

「会社の存在意義」についてです。

こんにちは、谷口彰です。

 

会社はなぜ存在するのでしょうか?

会社の役割と意義は? 社会的存在は? 企業活動とはなに? などなど、色々な質問が出てきそうですが・・

改めて・・会社はなぜ存在するのでしょうか?

 

なぜこのブログを書くか? ですが、(皆さんがサラリーマンだろう、という前提で)皆さんはなぜ今の会社ではたらいているのでしょうか?

 

家から近い、給与がよい、福利厚生が良い、ビルが新しくて洒落ている、会社自体がブランド化している・・ などの色々な理由があると思います。

私は個人の考えを尊重するので、最初のこの会社に興味を持った、という理由は個人がそうであれば・・いいですね。

しかし問題なのは、入社した社員さんが皆バラバラの想いで今も働いているのであれば、それは社員さんは不幸になってしまいます。なぜ皆ここに集まって働いているのか?

会社は必ず創立者が居ます。その方が、自分(周囲)の夢を叶えるために会社を作りました。ですから創業当初は、どの会社も会社設立趣旨 は明確だったはずです。 しかし、しばらくして会社が忙しくなると、会社存続のため収益上げなければ・・と邁進し、そして少しお金の余裕が出てくると・・ふと思います。なぜ私はこの会社で働いているのだろうか? と。

ですから、会社の存在意義はとても大切で、社員さん全員のベクトルを合わせる、施策展開の際、困ったら 会社の存在意義に照らし合わせてみる。などです。

今はインドですが、社員さんはほとんど中途採用です。ある意味その道の専門家です。

人事の専門家、総務の専門家、経理の専門家、営業の専門家 などがひしめき合っています。各人過去の経験から、社内に色々な提案をしてくれます。どれも実効性が高く、とても面白いアイデアです。

しかし、途中から、各人『バラバラ』感が満載となってきます。 あれっ 皆いいこと言っているのに、このバラバラ感は何? と

つまり各自の意見は素晴らしくても、会社としての方向性があり、その施策が本体、会社がすべき施策なのか? などを問いて行く必要があります。

そこでインドの会社は昨年、WAYという会社の進むべき道程を示しました。まだ社内浸透度は30%程度です。これからしつこくWAYの普及活動をします。

そこには、創業者の想い、社会的意義、誰の為に働くのか? たれが一番大切な人なのか?

などなどをA4サイズ1枚にまとめました。

個人的には大変気に入っています(自画自賛・・) 今後はこのWAYがすべての行動指針になってもらえることを願っています。

 

これはインドの例ですが、日本でもWAY(社是、フィロソフィーなど)と言われていますが、日本の若者は、昭和のおじさん、おばさんたちとは価値観がころなります。きっとインド人と(価値観の違い)あまり変わらないとおみます。

だから、価値観が異なる人が集まる場所としては、WAYは必ず必要であり、これを通じて社員さんが一つのベクトルに向かって進むことができ、それで初めて会社としての一体感を得ることができます。

 

リーダー、経営者の皆様、WAYを見直して(作って)社員さんとのコミュニケーションのネタとしてください。

 

今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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