インド出張初日レポート:エア・インディアに見る効率化と現地流対応力
出張の始まりと搭乗準備
目次
インド製造業のサポートで今日(11月1日)からインド出張です。
飛行機のチケットはエア・インディアです。久しぶりに乗りますが、サービスはどうでしょうか?
私はWebチェックインをして座席指定も済んでいましたので、「Webチェックイン済」の列に並びました。
それは短い列でしたが、横に、通常チェックインの長い列があります。
皆スマホ片手に列を作っていました。Webチェックインすれば短い列に並べるのに……と思いつつ見ると、前にJAPANのユニフォームを着たスポーツクライミングチームがいました。インド・プネーの大会に参加予定とのこと。大会での活躍を伝えました
搭乗ゲートで感じる「駄目もと精神」
機内に入る順番は、座席の位置によりAからDまであります。私はDでしたので順番待ちしていました。
その間、かなりの人が、係員から列を離れるように指示されていました(客の9割くらいがインド人?)。「駄目もと」で早い列に並んだ人たちでしょう。「おお…インド的…駄目もと精神」とニヤニヤしておりました。
座席トラブルと“自己主張”文化の一端
機内に入り、15Dという通路側の予約済の席に座ったとたん、後ろから「娘と並んで座りたいので、私の16E(3人席の真ん中)と替えてください」と言われました。
即「NO」と言いました。しかしまたお願いされたので、「NO」と言いました。
座席指定はWebチェックインでは出来るのですが、後ろの人はカウンターでの手続きで、席が隣り合わせになっていませんでした。
これは「インド飛行機あるある」ですので、私はいつも「NO」の対応です。
以前、新婚夫婦が「一緒に並びたい!」と大声で感情に訴える姿を見ましたが、そんなエネルギーがあるなら、事前にWebチェックインで座席指定すればいいのに……を思い出しました。
私の横には、(先ほど席を替わってくださいを依頼した方の)娘さんが座っていました。
早速、ひじ掛け占拠問題が発生しました。これも「インドひじ掛けあるある」です。
お互いに譲る、という気持ちは全くなく、ひじ掛けにひじをかけて、私の座席までひじが飛び出てきます。
「何々…ひじ掛けなんて小さなことにイラついているの?」と思う方がいるかもしれませんが、フライト10時間もの間、ひじ掛けを占領されると、ちょっとイラっとします(笑)。
スムーズな入国と、改善の余地を感じる手荷物受取
インドには予定より30分早く到着。入国審査はとてもスムーズでした。
搭乗者の9割がインド人、1割が日本人含む外国人でしたので、「外国人入国審査」の列がほぼなく、即入国審査となりました。
さらにE-ビザ対応で時間短縮されており、全くストレスのない入国審査でした。
が、入国審査に比べて、預けた荷物がなかなか出てこず……。
「ここはまだまだ改善の余地ありですね」と日系部品メーカーで名古屋出張されていたインド人と愚痴を言い合いました!
待ち時間も想定内に。現地の柔軟さを学ぶ
会社のドライバーさんに迎えに来てもらっていましたが、1台の車で
①ムンバイの国内線の出張者 をまず迎え
②日本からの国際線の私を迎える
という順序でした。
あいにく、①の国内線が30分遅れ、②の国際線が30分早く着いたので、私は国際線出口で約1時間待ちました。
これもインドらしく……なので(舌打ちすることなく)スルーしました。
大きな問題もなく、無事にホテルに到着し、Wi-fiつないでネットしています!
【ご参考までに】
エア・インディアの機内食は
・ベジ(野菜系のみ、肉と魚なし):ベジタリアンの略
・ノンべジ(肉・チキンあり):ノン・ベジタリアンの略
の2種類です。
私はノンべジ・チキンを食べました。

2回目は選択肢なしのベジです。
野菜のラップサンド(Wrap)、お米でつくった甘いスナックとリンゴジュースでした。


