相談しにくい上司の3つの特徴とその対応とは?
こんにちは! 部下とのお悩み解決専門家、谷口彰です。
テレワークのため上司の顔が見えなくなり、ますます上司への質問、相談がしにくくなったと日本の30歳台の方から聞きました。
でもよくよく聞いてみると、「それはテレワークが直接の理由ではなく、かなり以前から上司の方には相談しにくい状況があった」との事でした。
例えば「相談に来ないでください」とか「一人で仕事をしています」を感じつオーラが強く、簡単には近寄れない雰囲気を上司が醸し出している等です。
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話しかけにくい、アドバイスが分かりにくい、なぜサポートをしてくれないのですか?
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今日のテーマは「部下が相談しにくい上司像 について」、これを『上司の同僚視点』で解説します。
上司へ話かけにくい態度と仕草は、チームメンバーのやる気をなくします。
一部の管理職は、自分は「管理」できる権利をもっている、と勘違いしている人がいます。
目次
話しかけにくい上司の3つの態度
部下からの相談に無関心・無反応
部下にとって上司は親と同じです。
わからないことは相談する。
困ったときは相談する。
契約取れた時は一緒に喜んでもらう。
そういう親的存在の上司が「無関心・無反応」だと、子供はひねくれてしまいます。
本当に小さい子供は、親しか頼れないので、最後まで親についていきますが、成人した部下にとって、その親(上司)が頼りにならないのであれば、別の親(他の部門への移動依頼、他社への天職など)をさがすだけです。
では何故、部下に対しては無関心なのでしょうか?
それは「今、この瞬間、部下の報告内容は、上司の関心事項にない」からです。
えっ 上司は部下の報告を聞くべきでは? と思われる方は多いと思います。
もちろん、上司が気持ちが落ち着いて余裕があれば、関心を持って聞くでしょう。
しかし、今別件で緊急対応をしている、などの場合は、気持ちの余裕がないと思います。
そんな場合は、きっと忙しいから話を聞いてくれる時間がないかな? と理解して、メモを置いておく、またはメールで報告しよう、という対応は次善としては良い方法だと思います。
笑い話ですが、部下が案件報告しようとしたら、時間ないから後にして、と言われたそうですが、すかさず「本部長がこの案件にご興味をお持ちだと別部門から聞いたのもので、急いで報告に来ました!」と伝えたら
「そういう大事な事はもっと早く報告してよ!」と注意されつつ、報告を熱心に聞いてくれた、との事です。
やはり、上司の関心事項(この場合は、「本部長の関心事項」)は反応がいいですね!
いつも落ち着きがなく、話しかけるタイミングがない
いつも貧乏ゆすりをしている。
いつもブツブツと文句を言っている。
いつも苦虫を嚙み潰したような顔をしている。
という上司には、話しかけるタイミングを見つけにくいですね。でもこのような上司はいつもこのような状態なので、いつまで待っても話しかけるタイミングはありません。
ほとんどの場合、上司は機嫌が悪いわけでもなく、調子が悪いわけでもありません。
それが普通です。毎日これです。
ですから、敢えて声をかけて報告するか?
又は、その上司が席を離れているときに、机の上に報告資料を置くか、付箋で「報告資料メールしましたので、いつでのお声がけください」と書けばいいですね。
この上司対応で重要なのは、報告した、という事実を残すことです。
部下がタイミングを探って、報告資料は手元にあるが、なかなか報告タイミングが見つからない場合、上司は「報告がない」とただ思っているだけですから・・
部下の皆さんは、そんな上司の貧乏ゆすりを気にすることなく、報告をメールか、机に置く方法で報告済の事実を作り、次の案件に取り掛かりましょう。上司へのタイミングを気にしても、メリットはないと思います。
部下の話をきいているのか? 分からない
部下が報告していても、「私は忙しいけど聞いてますから報告してください」とPCに向かっている上司がいますね。
これ本当にムカつきますが・・、
上司の本心は「おれは忙しいけれど、あなたの報告を聞いている優しい上司でしょ!」という気持ちです。
ですから、それを理解して、かつ逆手にとって、きちんと報告するふりをして、報告の起承転結の「承転」を60%ほど端折って報告すればよいのです。
上司の記憶の片隅には、「あなたは○○の報告をしてくれた」という事実は覚えているので、もし本当に必要となったときに、また声がかかるはずです。
同様に、上司は今、私の報告をきちんと聞いてくれてないな~と感じたら、報告時間短縮を目的とした内容報告の時間を減らしましょう。特に大きな問題はないはずです。
もし、上司が「あれ、話の辻褄が合わないけど、もう一度説明してよ」などと言われたら、きちんと「起承転結」のフルバージョンを報告してくださいね。
アドバイスとして
組織で働く際に、何が重要か? ですが、
職位に応じた仕事をする。
つまり上司がいれば、適時報告(報連相)をすることです。
しかし、とんでもない不良上司、理解不能上司と運悪く同じ組織になる場合がありますが、その場合は、割り切りが大切です。
役割としての、適時報告(報連相)をしている、という実績を残すことです。 メモでのメールでの良いので、報告をした、という実績を作ることです。
上司が本当にその報告内容を聞きたいのであれば、後日声がかかります。
自分の技を磨く
よく私は上司に恵まれていない、という不満を聞きますが、組織で働く以上、上司との相性があります。
良い上司もいれば、悪い上司の下で働く場合もあります。
その時に、「ああ~上司に恵まれていない」という愚痴をいう時間があったら、資料を読み込んで自分できちんと理解するとか、別の仕事の資料作成のための調査をするなど、常に自分磨きを続けましょう。
一生同じ上司と働く、ということはまずないです。定期的に上司は変わりますし、あなた自身もローテーションで部署が変わります。これ本当ですよ! 過去の上司のローテーションを調べるとすぐわかることです。
安心して自分の技を磨いてください!
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