プチ起業でやってはいけない3つのこと
サラリーマン時代のあと、定年プチ起業を始めたことで大きな違いを実感しました。
ここでは「大きな違い⇒やってはいけない3つのこと」を説明します。
組織
サラリーマン時代の会社は、すでに存在していた株式会社です。
なぜ株式会社なのか? 他の会社形態との違いはなにか? などはほとんど考えたことはありません。
一方、定年後に起業をする際、どの組織形態にするか? を考えなければいけません。
個人事業主、合同会社、株式会社などの選択肢がありますが、 私のおすすめは、個人事業主から始めることです。 その理由は、設立手続き、設立費用、書類作成の難易度が一番容易なのが個人事業主であるからです。
会社組織は、手続きをすれば容易に変更は可能です。
ですから、まずは個人事業主から始めることをお勧めします。
会社登記場所
会社の登記場所はどこがよいでしょうか?
気持ちとしては、「県庁所在地の住所を名刺に書けるとイイ!」と思われるでしょう!
でも、県庁所在地に事務所を借りると経費がかかります(家賃など)。
収入規模が明確でない時期は、経費が最小限となる事務所をお勧めします。
私は息子の元勉強部屋に机とPC、プリンターを持ち込んで事務所?と しました。
登記場所は自宅です。
収入が増えてきたら、いつでもイイ場所に事務所を移転することは できます!
まずは費用最小の場所を事務所にしましょう。
社員を雇う
サラリーマン時代は、組織で働いていたので、総務・経理・ITサポートなどいろいろな方に助けてもらっていました。 でもその時は、その実感はありませんでしたが…
定年プチ起業をしてみると、日々の経理処理、請求書発行、入金確認など、事務処理が多いことに改めて気づきます。
そこで社員を雇っていろいろな業務をお願いしたい、と思いますが、 これも経費視点から社員雇用は要検討です。
私は、秘書サービスという機能を使って、2名の方に時給で定番の業務をお願いしています。 2名の方の事務処理スキルは高く、安心して業務を任せています。
すべての業務を任せるには、すべてを説明する必要があるので、現在は限定した定例業務ですが、期限内にミスなく処理してもらえるので大変助かっています。
今はいろいろなサービスがありますので、社員を雇う前に、外部サービスを活用することをお勧めします。
まとめ
サラリーマン時代と大きく異なることは、「経費」について注目することです。
定年プチ起業をして、まだ収入が安定していない時期であれば、経費で悩むことは時間がもったいないです。
組織形態、事務所、社員はどは、収入が明確となり増えた後で、いつでも変更が可能です。
ですから「小さく生んで大きく育てる」と同じで、経費最小で始めて、収入に応じて 組織・事務所・社員を拡充することを強くお勧めします。