N君、雪乃さん、そして 古田柊二著 1980年代に学生時代を過ごした方へのメッセージ
私の学生時代の友人である古田柊二さんが著者である本の紹介をします。
私自身も大学の同期である友人Oさんから、「古田君が本書いたよ」と教えてもらい古田さんの本を即読みました。
1981年、大学のキャンパスで出会った三人。
N君、雪乃さん、そして(古田柊二著)
永遠だった筈の友情は、雪乃の突発な失踪により崩れてしまいます。
それから三十余年が経ち、彼女から届いた一枚の手紙。そこに書かれていたことは・・・。
私の感想としては、クラブ活動のこと、大学周辺の描写、当時のバイトと食べ物、そして就職とキャリアなど、同じ世代だからこそ思い出す甘酸っぱい思い出と同時に、今の大学生にはこの感覚はわかるのだろうか? というおっさん的な気がかりはありました。
しかし、SNSで〇△千人とつながっています・・というような人付き合いが苦手な私としては、N君、雪乃さんと3人で「濃い日々」を送った内容はとても嬉しく一気に読むことが出来ました。
この物語のあらすじは学生時代に3人が出会い、その後疎遠となりまた30年後に再会するストーリです。
まさに今の私がこの内容と同じであると感じました。
今までの私は、就職して転勤が多く、年賀状でのお付き合いが中心でしたが、会社が終わり自由時間が出来、最近は学生時代の仲間とゴルフを再開することが出来ました。
本の内容と同じで、昔の仲間とはいつでも昔に戻れる感覚があります。
本当に仲間に感謝しかありません。
本に興味ある方は、以下をチェックしてみて下さい。
N君、雪乃さん、そして
因みに、本に関連して私の学生時代を思い出すと・・・
1.夏はビーチサンダルを履いていた
スニーカーはあったが、なぜか皆ビーチサンダルを履いていたことを思い出した。
2.バックは EddieBauer のショルダーバックを買って毎日使っていた。
当時はアメリカ製品に憧れた時代があった。
3.昼はスタミナライスを食べた@キッチン カナリヤ
・通称 「スタライ」 種類は基本の「スタライ」に加えて、
・生卵つき 「ナマスタ」
・ゆで卵つき 「ユデスタ」
実際におじさんの盛り付けがとても細部に拘り時間がかかったこと。
娘さんが美形で、お母さんも美人だったことを思い出した。
スタライを待つ間に、【嗚呼!花の応援団】の漫画を読むのもちょっとした楽しみでした。
4.クラブの合宿は アバコと木村
アバコはすでに建て替えられているし、木村はすでに別のお店になっていた。
5.西武線沼袋のアパート
クラブ活動が忙しく、NK君のアパートに泊まり込んでいた。
狭くて寒いアパートだったが、当時はなぜがワクワク感と貧困感とがまじりあった日々だった。
6.水泳のクラス
事情があり、水泳のクラスを受けたが、参加者が水泳猛者でスピードについていけず、初心者クラスでのんびりと平泳ぎをして単位を取った。
7.クラブ関連の調べ事があり、東京都立中央図書館によく通ったが、場所は広尾(麻布十番)にあるが、当時はただ図書館に通う事だけに集中して、洒落た(という言葉がおっさん的であるが)場所であることすら気づかず「日本の食料政策はどうあるべきか?」をまじめに考えていたことを思い出した。
以上、古田さんの本から私の学生時代を思い出したことです。
昔を思い出すことは、若返るきっかけとも言われています。
古田さんの著書に元気をもらえました。大感謝です。
皆さんも是非古田さんの著書をお読み下さい。