多分そいつ、今頃パフェとか食ってるよ 。:目からウロコのちょっとした「考え方」のヒントがここに
Webセミナーに参加した際、ブレークルームである人が「人間関係で・・」と発言した際、もう一人が「その人は、今頃パフェとか食ってるよ」と言われ、この本を紹介していただきました。
多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (サンクチュアリ出版)
相手はいろいろ言うし、今はネットで気楽に発言・書き込みができるので、過去(ネットがない時代)に比べて、人間関係に悩む「機会」が増えています。しかし「発言・書き込んだ本人はそんなことを気にせずに、今頃パフェ食べているから、あなたもそんなに気にすることはないのでは」の意でした。
最初の文章は(イラスト込みですが)
人生って色々ある
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」Jam マンガ・文 名越康文 監修
嫌な人もいるし
理不尽な人もいる
人の幸せが気になったり
周りの目が気になったり
自分を責めてしまったり
いつも誰かのことを考えて
でも・・・
考え方一つで・・・
悩み(やつ)を消せるかも?
です。
ですから、この本は、「人生を劇的に変えて好転させるにはどうしたらよいのか? 」という根本原因への対処法ではなく、とりあえず視点を変えるといいかもね・・ ・
というレベルです(と書きつつ、日常生活への多くのヒントが含まれています) 。
目次では
- SNSのモヤモヤ
- 人間関係のモヤモヤ
- 職場のモヤモヤ
- 自分のモヤモヤ
とありますが、最初のSNSのモヤモヤは、常に携帯を確認してレスしまくっている人には参考になるのでは、と感じました。
・即レスしなくては
・既読スルーされちゃった
・苦手な人からの友達申請を断れない
・人といる時もSNSが気になる
・人の幸せや成功に嫉妬してしまう
・「いいね」が沢山ほしい
などと日々感じて、どうにかならないかな?と多少なりともお悩みの方にはお勧めの本です。
幸い?私は、SNS最小限派として、レスは12時間以内、返事は👍の絵文字一つを多用しているので、あまり悩むことはありません。
が、電車の中では若年層の方々が、友達と話しながらもそれぞれがSNSに何かを必死に打ち込んでいる姿を見ると、目の前の友人が大事なのか? ネット上の友人が大事なのか? 「どちらも」ではなく「どっちか」にしたら、と考える昭和世代です。
彼らが「どちらも」を楽しんでいるのであればよいのですが、すこしでも苦痛に思うことがあるのであれば、この本を読んで、相手はパフェを食べているかもしれないので、今は「こっち」に集中しよう、としたらいいのにな~と思っています。
世代が違うので、「大きなお世話だよ!」と言われるでしょうが、でも試しに読んでみると、ちょっとは行動が変わって自分が楽になるかも? です。