あの人と話をすると、毎日イライラする方への対処法

こんにちは!

部下とのお悩み解決専門家、谷口彰です。

ある新任管理職の研修にて、A課長から相談を受けました。

「私は、部下のY主任の提案内容を聞くと、いつもイライラしています。

内容はなかなか面白いのですが、相手がY主任だと、どうも否定的は感情が表にでてしますんですよ・・」

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あの人の発言には、毎日イライラする!
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今日のテーマは「特定の人にイライラしてしまう原因と対策」です。

自分と何が違うとイライラの原因となるのか?

人間誰でも思考タイプ価値観が相手と異なると、イライラの原因となります。

人はそれぞれ「考え方の癖」があり、その癖が合わないとイライラする。

考え方の癖には主に4つのタイプがあります。

コンセプトを語るが、実務は分からない人。

以前実務研修の参加者で、全員でプロジェクト日程などの詳細作成の時間に、「皆、チマチマしたことをやっているよね~」

そもそもこのプロジェクトが実行されると、日本経済への貢献はどのくらいあるのだろうか?

と一人全く別の関心事項に執着している人がいました。

いいね~と内容を確認しないのに、すぐ褒める人。

研修のグループ討議にて、各々の意見に、「いいね~」「視点がユニーク」とまずは口火を切る参加者が居ました。

しかし、その後コメント等はなく、詳細を確認してもよく中身を理解していないとが分かりました。

ここってどうなってますか? と詳細を詰めたい人。

全体説明で、概略を把握してもらう時間なのに、これあれの詳細を聞かないと全体がわからないです!

といつも詳細を気にしている方がいました。

通常はどうしているの? と変化を好まず・・・

中期戦略整合の会議にて、現状維持がいいのでは、と会議の趣旨と全くことなる発言をしている方をよく見かけます。

決してこの「考え方の癖」がある人が良い悪いという事ではなく、人間の考え方の癖を大きくわけると4つあるという事をご理解ください。

人はそれぞれ「価値観」があり、その価値観が合わないとイライラする。

さらに価値観が異なる場合、これもイライラの原因となります。

価値観は、年齢(年代)、出身地、性別、職位等で価値観が異なり、それが原因でイライラが発生する場合もあります。

あの人にはイライラする原因は「自分」にある

この「考え方が癖」のある人と「価値観の違い」を簡単に説明をしたのちに、管理職のAさんへ、「Y主任はどのような方ですか?」とY主任と管理職Aさんの考え方の癖・価値観の違いを質問しました。

A課長の咄嗟の答えに、私の質問の趣旨とは異なり、驚いてしまいました。

「Y主任は無精髯が長い、だらしのない社員なんですよ」そしていつも「細かい点ばかり質問して、私を困らせ、イライラさせるんです・・・」

その後少し長い時間をいただき、A課長とお話させていただきましたが、その骨子としてはこの3つです。

1.髭を生やしているとだらしない、という考え方は一理ある。

  • 髭を生やしているとだらしない、という考え方は一理あるが、しかし、A課長はそのことをAさんに伝えましたか?
  • 細かい点ばかりを質問する事はどんな意味があるのでしょうか? Y主任はどんな気持ちで細かい質問をするのでしょうか?
  • もし同僚の課長がY主任と同じことを発言したら、あなたはどう感じますか?

1についてですが、A課長にとって髭を生やすこと自体は問題ない。

しかし手入れをしていないことにだらしなさを感じる、とのことでした。

A課長はY主任に、「髭を生やすことは個性だが、お客様・同僚に不快感を与えないように、日々手入れを必ずすること。もし手入れができないのであれば、髭を剃ること。」と伝える、と決めました。

髯の件は、もう少し早くY主任に伝えようと思いっていましたが、言ったら「口うるさい上司と思われたら嫌だな・・などを考えるうちに伝えずに時間が過ぎた、と言われていました。

2、については、Y主任は会議での真面目に検討して質問をしているので、その積極姿勢は、問題ではないのです。しかしその質問のタイミングがずれている。もっと後半の詳細検討の時に質問すればよいのに、なぜ前半で質問するのか?

・・ということをY主任にまだ伝えてなかったようですので、そこでA課長に「その詳細質問は、後半のパートで説明するので、少し待ってください」Y主任に伝えるようにしてもらいました。

いづれも、それ自体は大きなテーマ(内容)ではないのですが、その時(それを感じた時に)本人に直接言わないと、タイミングを逸してさらにイライラの原因になるのかもしれませんね。

最後の3についてですが、A課長は苦笑しながら・・「おかしいな・・Y主任が嫌いではないのに、なぜ過剰反応をしてしまうのかな~?」と言われました。

人間関係において、問題が発生する大きな原因は、この原因は相手にある!と決めつけると問題解決は難しくなります。

相手にはそうする理由がある

そこで考えてもらいたいのは、「相手にはそうする理由がある」(大久保寛司さん)という言葉です。

なぜY主任がそのような行動をするのか?

と相手の行動の詳細を観察すると、今まで理解していなかったY主任の新しい面が見つかるはずです。

髯は本人が全く気にしていなかもしれないし、かなりのこだわりを持っているかもしれません。はやり本人と直接話さないとわからないですね。

同時に、とても大切なことは

私はなぜY主任にたいしてイライラするのだろう? という理由をじっくりと自分に問いかけることです。

我々は最近、ゆっくりと自分自身に対する問いをする機会が少なくなっていませんか?

なぜイライラするのか? をA課長が後日メールで連絡してくれました。

Y主任は分析が優秀で、いつも的確な分析・指摘をしてくれて部門としては大変重宝している。また、自分のアイデアについても、細かな分析をして、大きな問題になる前にいろいろな対応がとれている、と思います。

でもたまに、「私のアイデアにケチをつけているのでは?と思うことがあり、それ以来、彼の髭がだらしなく見えてきて・・」との内容でした。

今回A課長はしっかりと自分を向かい合う時間を持ちました。

「指先を自分に向ける」ことを行い、自分とY主任の関係性を冷静に振り返った結果・・色々な事が見えてきました、との事です。

きっとA課長は自分のアイデアが問題なく仕上がっているか?に少し不安があるときに、Y主任の指摘を受けたのだと思います。

A課長の「自分自身が作ったY主任への偏った理解」は、ここで解けました。

最後に

これに類似の事例は日々多くあることでしょう。

また、だから自省の時間をとって、自分に何が起きたのかを考えてみよう、と常に振り返りの時間が十分にあるとも限りません。

その簡単な方法ですが、

あの時は、あの人から言われてイライラしたけど、親しい課長や仕事がバリバリできる部長から同じことを言われたら、私はどう感じるだろうか?

と視点を変えてみることは一つの対応方法です。

もし同僚課長や部長の指摘ならば、すんなりと受け入れられるのであれば、「あの人」から言われるとイライラする、ということは、「あの人」に対するなにか偏見・苦手意識・劣等感などがあるかもしれません。

そこに気づけば、思考回路が違うのか? 感情の持ち方が違うのか? などの相手にイライラするプロセスが分かれば、そこから自省の時間を取ることで、対応方法は見つかることでしょう。

イライラする=ストレスを感じる、という事です。ストレスがあったとしても、それを探求することで、自分の思考・感情回路に気づき、そこから新たな気づきが生まれてきます。

あれっ これってストレスかな? と思ったら、それを探求してストレス原因探しをすると、「私ってストレス対応上手いかも!?」と思えたら、ストレスとの付き合い方の幅がひろがりますよ!!

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