日本経済を盛り上げる
2019年6月24日 Vol.036
私がコーチング、組織改革に携わっている一つの目標に
「日本経済を盛り上げる。GDPを押し上げる」という項目があります。
大袈裟ですか??
それは、なにか大きな商売をする企画を・・と言う事でなく、
すべてのサラリーマンが、モチベーションを高く持ち、かつ超効率的は仕事をし続ければ、必ず日本経済は復活して、GDPは高くなる、と信じているからです。
ではどうやって? というのが皆さんからの問いです。
今日のテーマは「日本経済を盛り上げて、GDPを押し上げる」です。
こんにちは、谷口彰です。
あなたの仕事は効率的か?
日々仕事をしていて気づきことは、費用対効果は高いかな? ということです。
よく部下にいう事は、「あなたの時給はいくらですか? その時給以上の仕事の成果を上げていますか?」です。
日々の仕事を自己満足で終わらせてはいけません。
必ず元を取るんだ! と決めてかからないと、ダラダラと仕事が長引いでしまい、帰宅が遅くなり、遅い時間の夕食⇒メタボへの道、睡眠不足⇒昼間の集中力不足、など良い事はありません。
その時給以上の成果を上げるには、単純に、時給以下の仕事を辞めるか、時給が低い人にその仕事を依頼しなければなりません。
自分の仕事を全面的に見直す
会社に入って数年経過し、仕事にも慣れてきていますが、当時と今では仕事内容と仕事に必要となる時間に変化はありますか?
まさか、同じ仕事を同じ時間をかけて処理していないですよね?
当然、業務改善をして、効率的な仕事にしようと日々考えていますよね?
チームを持っている人は、チームメンバーと一緒に
・日々の業務は効率的か?
・無駄と思われる業務はないか?
・それぞれの業務の目的は明確で、次工程はあなたの成果に満足しているか?
などの話し合いをして、日々業務内容を見極める作業が必要です。
実際の例ですが、ある部下が5年前から大きなデータ分析をして、関係部署に資料を送付するという作業がありました。その分析には1.5日が必要でした。
でも、その資料はフォーマットが古く、相手はこまっているのでは?という指摘があり、先方に確認したところ、今は誰も使用していないが、毎月送られてくるので・・なんでこれが送られ来るのか?と疑問に思いつつメールを削除していた、との事(5年間に先方の担当者が変わり、かつ環境が変わり、その資料は必要ないものになっていた)
などなど・・なので、日々の業務の棚卸は定期的に行うべきものです。
本来必要は仕事は考える業務のはず!
日々の業務は忙しくても、「考える業務」は必要です。
それこそが、仕事の質を高め、成果に時給以上の価値をつける唯一の方法です。
では、どうすれば? ですが、リーダー・経営者の方が、時間を決めることです。
毎月第一月曜日の1300~1400は業務の効率化・付加価値アップを検討する時間 と定める、などです。
毎回画期的なアイデアは出てこないかもしれません。
ただ重要なのは、業務効率化をすることは、当たり前で、皆がいつも考えておくべき内容、ということが組織全体に浸透することです。
そうすれば、自然と日々業務改善は行われます。
一つの例ですが、エクセルの関数をよく知っている部下が居ました。
しかし彼は物静かで、自分の関数に関する知識を他に行っていませんでした。
ある会議で、エクセルのデータ処理に時間が掛かっている、というテーマで議論をしていた際、彼から、「それならこの関数を使えばすぐ処理できます」との提案があり、その場で彼が対応をしました。
その時は、会議室がザワメキ・・
・その関数ってなに?
・なんで彼がそれを知っているの?
・こんな便利ものがあるの?
その後、彼の周りにはいつも人が集まり、関数を使ってかなりの業務改善が進みました。
という小さな例ですが、チームのノウハウを共有化する、というとても基本的は内容ですが、それまで出来ていなかったことが実現できた、という内容です。
最初に、日本経済を盛り上げて、GDPを増やす!と大きなことを書きましたが、その方法は、極めて基本的に、日々の教務を見直して、無駄をなくし、またチームメンバーの相互補助によりノウハウを共有化する、ということです。
つまり 凡事徹底 ということに尽きます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
よい一日をお過ごしください。