アニマルスピリッツを最近感じていない、と思う。
2019年5月17 Vol.011 『アニマルスピリッツはどこ』
こんにちは、谷口彰です。
今日は、元ライブドア社長の堀江貴文さんが操業された宇宙ベンチャー、インターステクノロジズが、民間単独のロケットとして国内で初めて宇宙空間に到達した、という記事を読んで、「ああ、私のアニマルスプリッツはどこにいったのか?」についてです。(前置き長くなりました)
宇宙に夢を持ち、宇宙を身近にする、と堀江さんは言っていますが、それは単に夢を実現した出資者(創業者)というレベルではなく、
- 民間として
- 世界的は小型ロケット開発競争に適応
- 採算性を重視
という重点思考で、「MOMO(モモ)」3号機は5月4日に打ち上げられ、高度113・4キロの宇宙空間に到達することに成功した。
堀江さんの行動を単にすごい、という一言では語れません。長年宇宙への夢を持ち、途中では詐欺まがいのトラブルにも巻き込まれましたが、最後に成功しました。
とはいえ、これが宇宙ビジネスへの最初の一歩なのですが・・
開発競争に適応し、わが国の競争力を高めるには、民間の活力を引き出す必要がある。「宇宙との距離を縮めたい」という思いに突き動かされ、限られた経営資源(ヒト・モノ・カネ)を最大限に発揮して小型ロケットの打ち上げ成功を実現したISTの活力には、学ぶべきところが多い。
企業が成長を実現するためには、「アニマルスピリッツ(成長や富を追求する血気、野心)」が欠かせない。アニマルスピリッツの考えを提唱した英国の経済学者ジョン・メイナード・ケインズは、成功や富を追求する人々の野心や血気が経済活動を活発化させ、成長を支えると指摘した。
ホリエモンロケットが生み出された背景には「ロケットを打ち上げ、宇宙をより身近にしたい」という堀江氏やISTメンバーのアニマルスピリッツがあったのだ。
(この記事の引用元が見つからず‥でも引用しました)
この「アニマルスプリッツ」いう言葉に反応しました。血気・野心とはある意味ギトギトしてあまり好まない言葉の一部として、今まであまりすきではありませんでしたが、この民間ロケット打ち上げ成功という事実を前に、並大抵な努力ではなく、資本出資を含めて、夢と現実の中で、世界で戦うために、コストをどこまで抑えるべきか? なにをブレークスルーすればよいのか? 新たな視点とテクノロジーを求め続けた結果だと思います。
今日本で、真のアニマルスピリッツをもった人は何人いるでしょうか? 少なくとも私は対象外です。
さて、明日からどうアニマルスピリッツを持てるか? なにを対象とするか? どうアニマルになるか? だれを一緒にアニマルとするか? 考えて(考えすぎないように)明日から即実行です。
リーダー、経営者の皆さん、皆さんのアニマルスピリッツはどこに隠れてますか? さあ、表にだして、一緒にアニマルしましょう。
まずは何からアニマルしましょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。